先週末、こう父が出張中なので何事もありませんように・・・と思っていたら
ナント、朝っぱらからハイテンションのこうくんが縁側のサッシに飛び込んで負傷。
ものすごい音がしてすっ飛んでいったら、ガラス戸を突き抜けて庭に落ちたこうくんが、ガラスの上を跳びはねるようにして部屋の中に飛び込んできた。
ひ〜っと捕まえて座らせたら、ガラスの粉が舞った・・・
ううう・・・
あちこちから吹き出す血・・・血・・・血・・・
傷を洗って傷テープを何枚も重ねて貼って止血していくしかできないので、とにかく、傷という傷にテープを貼りまくる。
深い傷が数カ所あって、泣きそうになる。
ガラスが体に残っていたら怖いので、豊川市民病院に電話。
今日の外科担当の病院を教えてもらって電話すると、2時間後にしか先生が来ないという・・・
ダメじゃん。
仕方なく、外科医のいない市民病院へ。
どんなに急いでも35分はかかるので、その間にこうくんが傷テープを取っちゃったら、車も血まみれだな・・・とか思いながら、焦って事故したら目も当てられないから落ち着けと言い聞かせて走る。
病院に着いて、車いすゲット。

車いすに座ってくれて、ホントに助かった。
バギー歴長かったからかな。
受付用紙に記入していたら、とよっちが駆けつけてくれる。
アリガタヤ。
私1人では荷が重すぎる状況だったので。
レントゲンを撮ってもらい、ガラスは刺さっていないことを確認。
良かった〜。
ガラスの上を跳びはねていたのに、スゴイなぁ・・・
ちなみに、台には乗れなかったけど、座ったまま撮れました。
レントゲンって結構何でもアリなんですね。
こうくん、足の骨も素晴らしくキレイで美しかったです。
若いドクターの応急処置が始まると、静かに車いすに座っていたこうくんが、わけわからない状況で廊下にすっ飛んで行ったり、ドクターを突き飛ばしたりしと派手なパフォーマンスをしてくれたので、一気に空気が変わり殺気立つ処置室。
え・・・。こんなんじゃ処置できない。ど・・どうしたら???って感じで、呆然とするドクター3人(うち2人は研修医さん)と看護婦さん2人。
おかげで、私やとよっちの説明に耳を傾けてくれる状況になりました。
処置台は無理。意味がわからないから。
車いすに座ったままでは処置は出来ないという。
結局こうくんが逃げて床に座り込んだところにシートを敷いて処置開始。
思いっきり押さえつけるとかじゃなく、ダイジョブダイジョブと安心できるように支えるという感じにしてもらいました。
18才の男子を力尽くで押さえつけるなんて絶対無理だから。
こうくん、抵抗はしつつも、深くえぐれているとこをはがして止血している様子をガン見。
すごく我慢している!!!
私は後ろから背中を抱きかかえていたので、こうくんのドキドキ感が伝わってきた。
ビクビクしながらも、一生懸命耐えていた。
なんて成長したんだろう。
こうくん
訳わからないけど、でも、何か自分にとっていいことをしてくれていると感じていたんだと思う。
わかんなくて怖いけど「悪い様にはされない」って感じていたんだと思う。
こうくんに応急処置の意味を伝えることは出来ない。絶対無理。
でも、「大人を信頼してゆだねる」ことは、これまでの経験で伝えてこれたから、耐えられたんだと思う。
きっと、押さえつけられたり制止ばかりされてたら、絶対無理だったと思う。

一番深い傷だけ応急処置してもらって、明日必ず外科に行って縫ってもらう様にと指示されて終了。
よく頑張った!!
翌日、外科受診。
縫った方がいい傷が2箇所あるけど、このままテープ固定で頑張ることに。
現在進行中・・・・。
でも、まぁ、
冷静に考えると
ガラスの扉突き抜けて戻って来たのに、この程度の傷ですんだのは奇跡的かも。
負傷したのは手と足だけだもんね。
頑張れ、こうくんの自然治癒力。
頑張れ、ぢぶん。