
じいちゃんが、逝きました。
脈がどんどん弱くなって
あ、これは、もう、本当に息が止まっちゃうと思ってからほんの10分。
とても穏やかに。
祝日の朝だったので、家族みんなで最期を看取れて良かったです。
じいちゃん、お疲れ様。
人気者だったから、みんなが入れ替わり立ち替わり、お別れにきてくれました。
昔の写真をスライドショーにしてTVで流していたので
みんながっそれを見ながら、思い出話。
それを聞いて、ばあちゃんが笑ってて・・・
自宅だからできること。
お葬式はお寺で身内だけでやりました。
こうくんも、ヘルパーさんのサポーで参列できました。
思えば
親族会議でじいちゃんを自宅で看取ると決めてから、親族がひっきりなしにお見舞いにきてくれて。
数日前に沖縄に嫁いだ孫(看護師)が9ヶ月の身重なのに「産んでからって思って間に合わなかったら後悔するから」と来てくれて、サクッと口の中キレイにして体拭いてオムツ替えて、沖縄に戻って行った。
岡崎市内に住む30代の孫たちが1〜7歳のひ孫を連れて入れ替わり立ち替わりやってきた。
じいちゃん、もう、わかってなかったかもだけど、幸せなことだと思う。
在宅介護の良さだと思う。
ただ。
私とばあちゃんは、毎日、不安だった。
とても、とても。
痰がからまって、ごふっとすると、ひーって、なって
ばあちゃんと二人でオタオタして、訪問看護歴10年で現在ケアマネのお義姉さんに動画を送って対応を聞いてしまった。
連日。
熱が出ると、診療所に電話してしまう。(24時間OKなのは、ホントに有難い)
血迷って救急車を呼んでしまい、診療所の看護師さんにたしなめられた。
「家で看取られるんでしょう?」と。
家で看取ると決めたけど、何の覚悟もできてなかった。
医療的な処置の無い、いわゆる「老衰」だから、見守るしかないことは重々わかってたんだけど、不安で。
知識もスキルも経験もなかったから。
「在宅介護」って訪問看護に支えられているんだなと実感した。